今日は雨・・・
でも最近暖かくなって過ごしやすくなってきましたね~♪
ようやく春が来たかな・・・
なんだかワクワクする今日この頃です(^^♪
さて、2月17日に開催したワイン会についてご報告が遅れました!!
素敵な会になりましたので、しっかり備忘録として残しておきたいと思います。
今回の主役のワインはスロヴェニアから来たこちらの自然派のワイン6種類でした。
飲ませてもらったところ、まぁ不思議!
今まで飲んだことのない感動があったわけです。
丁度、そのころ東欧のワインを飲む機会があり、フランスやイタリア、スペイン以外にもヨーロッパでの他国でも美味しいワインがあるんだ!と思い始めていた頃の出会いでした。
そのころはまだまだ勉強不足でしたので、スロヴェニアでは昔からワイン造りが盛んだったということも知らず・・・
スロヴェニア・・・どこ?よくわかないけど、珍しくて美味しい!
是非、彦根に持ちかえって皆様にも飲んで頂きたい!という思いが始まりでした。
スロヴェニアは、中央ヨーロッパ、アルプス山脈の南端に位置し、オーストリア・イタリア・クロアチアに囲まれた小国で、「ヨーロッパの緑の宝石」と呼ばれるほど自然豊かな国です。その大きさは日本の四国とほぼ同じくらいですが、日本と同じように四季があり、年間を通じて多くの自然や美しい風景を楽しむことができます。
スロヴェニアの料理も京都で食べれるとのことで、ワイン会の前に勉強がてらお邪魔してきました。
日本で唯一のスロヴェニア料理店のピカポロンツアァさん。京都の太秦にあります。
最初はウェルカムドリンクでフレーバーティーを出してくださいました。
じわ~っと温まりますね。参考にさせて頂きました。
ギバネッツァ ひき肉・玉葱のパイ |
パテ・ミニロールキャベツ・緑大根のマリネ・スモークサーモン |
パプリカのスープ ローズマリーのクラッカー |
ゼレン |
太刀魚のパートブリック包み焼き 雲丹と人参のキャビア風魚卵のソース |
豚肉のロースト?でしたでしょうか。記憶が曖昧で・・泣 添えてあるのはザワークラウトと豆のソース 玉葱とカッテージチーズの蕎麦タルト |
デザート |
ライラご夫妻、いろいろ教えていただきありがとうございました!
とても勉強になりました♪
素敵なお人柄のお二人、奥様の接客も優しく、温かく、素晴らしいです。
スロヴェニアのお料理はとても素朴で優しく、ほっこりとした味付け。
異国の気分を味わうことができました。
さてさて、ここからは当日のマリアージュをご報告させて頂きたいと思います。
まずは、ウェルカムドリンク。
大野さんのご厚意で譲って頂いたスロヴェニアのカモミールハーブティー。
ワイン会当日はなぜか吹雪いていましたので・・・
こちらで温まりながらお待ちいただきました。
ハーブティーをスロヴェニアの人はよく飲むそうです。
今回のワインリスト&メニューはこちらです。
トレゾール2016
辛口度 ★★★★☆
生産者 マンスース 品種 フリウラーノ
トカイ(=旧トカイ フリウラーノ)の名で親しまれている品種。3日間醸して造られる。
柑橘香、清涼感があるフレッシュなワイン。
×
厨房からの挨拶
牡蠣のコンフィ・ブロッコリーのムース・黒米のサラダ・カラスミ
レブラ2014
辛口度 ★★★★☆
生産者 マンスース 品種 リボラジャッラ
6ヶ月間果皮ごと醸し、12ヶ月滓の上で熟成。
パイナップル、完熟した木なりの果実香、シェリーや古酒などの旨味と厚みがある。
×
フォアグラのポッシェ ピラン塩田の塩の花
ポッシェというお料理は沸騰しない温度で優しく茹でる調理方です。
和風だしとフォアグラであっさりほっこりと。
ピラン塩田の塩はスロヴェニアの名産品です。
フォアグラ自体に塩で下味を付けれない代わりに、
お客様のお好みでお塩を一つまみふって召し上がって頂きました。
甘いお塩なのでさらにフォアグラの旨みが引き立ちます。
辛口度 ★★★★☆
生産者 カバイ
品種 ピノブラン
24日間果皮ごと醸す。熟した黄桃の香り。柔らかい酸と濃厚な果実味がお見事!
旨味の豊富。ぶどうの質だけが持つ、謙虚な滋味!
シビピノ2013
辛口度 ★★★★☆ 生産者 カバイ 品種 ピノグリ
21日間果皮ごと醸す。フレンチオーク12ヶ月。繊細な小花、カリンの香り。滑らかな酸と果実の厚み。心地好い苦みと旨味をアフターに残す。しみじみと旨味と慈愛に満ち溢れている!
×
スロヴェニアの森に仕立てた一皿
酒粕チーズボール・洋風手まり寿司・丁字麩のガーリックトスト・
琵琶湖のすじ海老のベニエ・旬の野菜のマリネ・
ブリニとビワマスのイクラ・赤海老のグリル カクテルソース・
牛ランプ肉のたたき ハーブソルト
シビ・ピノはぬる燗にしてもお勧めとの情報を
事前に頂いておりましたので、私たちも挑戦してみましたよ!
ワインの熱燗・・・って想像できませんでしたが、、、
ぬる燗、約38度くらいの温度でご提供しました。
紹興酒?のような味わいにかわり、また面白い飲み方を発見できました。
メルロー2011
フルボディ度 ★★★★☆ 生産者 ウサイ 品種 メルロー
フレンチオーク36ヶ月熟成。アタックは完熟果実由来の甘味、味わいはリッチでストラクチャーが強く、活き活きとした酸が後を追う。ベルベットなタンニンが心地好く、ボディのしっかりとしたワイン。
×
猪肉の煮込み パートブリック包み
スロヴェニアの森のはちみつをソースにして
中からはホロホロの猪肉に煮込みが・・・
赤ワインで煮込み、その煮汁を煮詰めイチヂク・リンゴ・レーズン、
松の実のロースト等々・・・
いろんなものを合わせてパートブリックで包みました♪
ハチミツの甘いソースと相性ぴったしです。
そして、しっかりとしたメルロー。
ジビエにはこの赤ワインがぴったしでした♪
スロヴェニアでは養蜂家の国と言っていいほどのハチミツ大国なんです。
なんとその数は、人口200万人のところ8000人の養蜂家が
いらっしゃるそうで・・・
お料理にもハチミツは欠かせないようです。
ルメニミュスカ2014
辛口度 ★☆☆☆☆ 生産者 ヤムシェック 品種 イエローミュスカ
白や黄色の花、マスカットキャンディ、黄桃などの華やかなアロマ。
果実本来の甘味とジューシーさがある。デキャンターアワードでゴールドメダルを受賞。
×
クレム・レジーナ SHIMADA風
クレム・レジーナはスロヴェニアのケーキで元々はカスタード・生クリームのシンプルなパイです。
今回は黒ゴマのソースときな粉でお召し上がり頂きました。
こちらのデザートワイン。とっても可愛らしいワインで
すでにSHIMADAの常連の女子たちがはまっております!
フルーティーで飲みやすく、ワインがちょっと苦手・・・
という方にお勧めです。クリーム系のデザートとマリアージュさせたところ
とても合いましたので、スロヴェニアの伝統的なスイーツ一緒に。
少し和風のアクセントで黒ゴマのソースを添えました。
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本当に本当に、楽しい会であっという間に3時間が過ぎていきました。
最高のお客様・最高のワイン、そして、SHIMADAシェフの命をかけた料理!
スロヴェニアワイン・・・珍しすぎて、このあたりで購入は非常に難しいワインです。
これだけの種類を彦根で一度に飲んで頂く機会を持てて本当に誇りです。
やってみないか?と声をかけてくださった小菅酒店の小菅社長。
本当に感謝です。
大野さんも初の彦根でのイベントでいろいろとご心配をおかけしました。
当日はワインのサーブやお皿を下げたり・・・
サービス面でも大変お世話になりました。ワイン解説もCAを彷彿させる美しいお声で・・・素晴らしかったです。
ご参加いただきました皆様の中には、初めてSHIMADAに来たという方も・・・
ワイン会が初で大丈夫ですか???と思いましたが、なんのその。
他の常連さんと仲良くなっていただき、、、楽しく過ごしてもらえたかと思います。
また普通に食べに来ますというお声が聞けて嬉しかったです。
ワインとお料理のマリアージュ。
二つが出会った時にこそ生まれる化学変化?のようなものが、自分の中で起こるたびに
どんどんワインの面白さが広がっていくように思います。
まだまだ勉強中ですが、美味しい料理に合わせたワインをご提案できるよう精進していきます。
また次回のワイン会もお楽しみに!!!
長いレポートになりました。
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
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