2019年1月9日水曜日

洋食SHIMADA 江戸に遠征!

こんにちは。
今朝は雪がちらついて寒~い朝になりましたね!


今日は
昨年11月に東京・日本橋で行われた、
ここ滋賀イチオシfood「伝統野菜×滋賀食材イチオシディナー」
についての報告です。
大変遅くなりました泣
備忘録ですのでご興味がある方は・・・ぜひ読んでくださいませ!




こちらのイベント、毎月?ぐらい、日本橋にある滋賀のアンテナショップのここ滋賀で行われているそうで・・・
毎回様々なテーマでされているみたいです。

今回は野菜!


ということで、以前「井伊枡グランプリ」でお世話になった野菜ソムリエ上級プロの立花尚子様よりお声がけ頂き、滋賀の伝統野菜を使ったフルコースを一夜限り、東京で作る運びとなりました。


静岡を通過した際の富士山!
こんなにくっきり見たのは久しぶり!幸先いい出だしです。


東京駅から歩いて10分ほどのところにここ滋賀があります。
日本橋の交差点に位置します。
本当にすごく良い場所です。一等地すぎて・・・
ちょっとびびる二人・・・
とにかく荷物が多すぎて・・・たった一泊なのにこの大きさのスーツケース!
中にはお皿や食材やらが詰まっています。



綺麗な建物・・・


目の前にはコレド日本橋がありました。
まったく観光できず・・・泣


今回はここ滋賀の2階にある「滋乃味」さんが会場。
2時に到着するとまだランチ営業をされていました!汗
スタッフの皆さんはランチ営業が終わるや否や、リセットして片付けして、、、
すぐに私たちのお手伝いをしてくださいました!
ほんと、大変!現地スタッフの皆さんには脱帽です。
お忙しい中本当にありがとうございました。



荷解きをしてすぐに仕込みの開始!
すでに前もってチルドで送った物がありますので、0スタートではなかったので
かなりスムーズに準備ができました。
料理の事はノータッチなので、シェフが夜な夜な練りこんだプランの通りに物事が進み、
中々やるじゃないか・・・さすがだなと思いました。



滋乃味の料理長さんと一緒にテキパキと準備を進めます。
髙島シェフは昔洋食もされていたそうで・・・
お話が弾みました!


余裕だったんでしょうか・・・
一応真面目です(笑)


こちらは以前、井伊枡グランプリで賞を頂いた一品。
地元の野菜をたっぷり使った、野菜のパルフェ。
懐かしいお料理です。
フクハラファームさんの黒米を今回も使わせていただきました。



そして、今回の乾杯酒にチョイスしたのが、
福井弥平商店さんの
「萩乃露 双子座のスピカ」

こちらのお酒は神社酒場vol.2の際に出会ったお酒です。
低アルコールで、レモネードのような爽やかな飲み口。
日本酒が今まで苦手・・・と思ってこられた方もこれなら入りやすいと思います。

「スピカ」の和訳は以下のようです。
①稲穂のような植物の穂先
②(穂先状に)尖ったもの
③乙女座のアルファ星(学名:α Virginis)

伝統的な酒蔵さんの福井弥平商店さん。
伝統と革新を別物とすることではなく、両輪として、
手つかずの「未知(Virginis)」への尖端となる・・・

こんな思いで作られた日本酒だそうです。

なんてかっこいい・・・
たくさんの失敗があってこそ生まれたお酒とも聞きました。
作り手の思いを知って飲むとまた旨さは格別。


私たちも伝統と革新。この二つを両輪として成長できればな・・・と
ふと思うのでした・・・




さて、暗くなってきました!
もうすぐ始まります!
私も料理の説明やらしないといけないので少々緊張・・・?
友人に写真を撮ってもらいリラックス、リラックス・・・




上手くしゃべれるかな泣



滋賀の野菜ってこんなにあるんだ!とびっくり!
特に蕪の種類が多いこと!!12種類もあるそうですよ~


シェフ、ようやく着替えて、戦闘態勢整いました。



総勢26名様のお客様がご予約してくださいました!
定員オーバーでちょっと狭かったですかね・・・。
たくさん来ていただきありがとうございました。


野菜ソムリエの立花さん。プレゼン慣れされていますのでスライドを使って、
上手に説明されています。




私も、マイクをお借りして、乾杯酒「双子座のスピカ」の説明・・・
ちゃんとできたか心配です(笑)


おっと、厨房はかなり緊張感溢れる様子・・・
大丈夫かしら・・・




臨場感あふれるオープンキッチン。
どんどん料理が出来上がっていきます。



本日のメニューです!


【アミューズ】
・自家製鮒ずし ドライフルーツとバルサミコのソース
・梅干しの炊いたの 坂本菊のアクセント


【オードブル】
近江伝統野菜のパルフェを二色のソースで


【スープ】
桃原ごぼうのポタージュスープカプチーノ仕立て


途中で余興・・・
蕪のお漬物の食べ比べ!


【お魚料理】
琵琶湖天然鰻の蒲焼き 水口かんぴょうで束ねた伝統野菜を薪に見立てて

こちらのウナギ、シェフのお父さんが琵琶湖で釣ってきたもの。
天然鰻なんて中々食べれませんよ~
ありがたいですね。


【お肉料理】
菅浦産猪肉のパートブリック包み 秦荘のやまいものドフィノワを添えて

またまたこちらの猪肉もお父さんが山に入って来て獲ってきてくれたイノシシ。
湖へ山へ・・・
まさに自給自足が可能です。


【デザート】
菅浦産みかんのクレープシュゼット

シェフの実家・・・実は昔みかん農園を営んでいたらしく・・・
まだみかんがど~~~っさり毎年採れます。

本当に恵まれた環境で育ったシェフ。
菅浦の恵を余すことなく今回は使えたのではないかと思います。


皆様にご満足頂けたんでしょうか。。。
滋賀県の伝統野菜と地元の食材を使い、
シェフが小さい頃から食べていた料理もコースに盛り込みました。

「梅干しの炊いたの」・・・なんて料理名が・・・ない??(笑)
菅浦、地元では梅がたくさん採れるため、保存食として昔からこうやって食べてきたそうなんです。
へ~~~っと私も知らないことだらけ。


東京在住の友人もたくさん来てくれ、本当に嬉しい夜になりました。



立花さん!シェフ!本当にお疲れ様でした!!



お土産に菅浦産のみかんを♪
サンクスギフトですね(^^♪
酸っぱいので年明けに食べ頃がやってきます(笑)


ほっと安心な表情~!

二度とない良い経験となりました。
アウェイな東京でどうなるかと思いましたが、
現地のスタッフさんもすごく協力的でたくさん助けていただきました。
本当にありがとうございます!

まだまだ出身の滋賀県ですが・・・
勉強不足でございます。
10年間離れていた分を徐々に取り戻してきましたが、
まだまだ知らないこともたくさんありますので、
いろんな方と出会って滋賀の良さを深めていきたいと思います。


久しぶりの東京。
まったくゆっくり観光もできませんでした(笑)
ここ滋賀さんも散策できず・・・

次回はプライベートでゆっくり訪れたいです♪


長々と書きましたが、読んでくださりありがとうございました!